2017年5月30日 (火)

初夏の箱根

箱根に一泊旅行。汗ばむ陽気の中、旧街道を歩き、関所を通り、芦ノ湖を船で渡る。何処にも欧米人の観光客が多い。
(写真は追って掲載します)

2017年5月27日 (土)

連句で遊ぼう

 川崎駅地下商店街の広場で、笠置連句が開催された。笠置連句とは、通りがかりの人が(昔は笠も脱がずに)即興で句を連ねていくものだが、それをショッピングモールで行うという。モダンな地下街に、緋毛氈と野点傘の会場が設けられ、なんとも斬新、画期的! 囲うパネルの外側に「連句とは?」「連句の三つの基本」などの紹介文を掲げ、「丁寧にご指南しますので初めての方もどうぞお気軽に!」のコピーで呼び掛ける。
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 上の写真は11時のオープン直後。この後、人々が立ち寄って賑やかになっていく。衝立ごとに発句が掲げてあり、表合せの形式でそれぞれに八句まで付けていく趣向。私は数句付けてお昼過ぎに失礼したが、終了の5時までに楽しい連句がいくつも完成したことだろう。
 作品は、捌きのお目通しの後、書家が美しくしたためて下さる。その姿を見ることも現代では貴重なもの、道行く人が大勢足を止めていた。
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 正面の大パネルには歌仙(36句)が順次貼り並べられていく。私の短句「熟女の恋に指定席なし」もタイミングを得て入れていただき、墨字になると立派に見えて、とても晴れがましい気分だった。

2017年5月25日 (木)

「瞼の母」の母と息子

 朗読劇「瞼の母」の稽古日。今日は、料亭水熊の居間で女主人おはまと忠太郎が会う場面を集中して行った。名台詞が次々に出て来るハイライトシーンである。
 「忠太郎、そこは直球だけど相手に分からせるように言って」「おはま、ここは相手に冷たい水を浴びせるように」「捨て台詞でも、自分に言うんじゃない、相手を変えたくて言うんだ」「ここは三段階で突きつけるわけだから、言葉の圧を工夫して」……等々、演出の山下さんがどのように注文を出すか、見ていて実におもしろかった。05251
 おはまと忠太郎の、売り言葉に買い言葉のラリーが続くうちに、ついに決壊の事態を招く。ヒリヒリ痛い、寂しい、おはまに対して憤る一方、まだどこかでその愛を乞うている、そんな自分を笑ってもいる…ああ、なんと複雑な台詞であることか。忠太郎役の杉山君はすわりこんで模索するのだった。
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2017年5月23日 (火)

銀座で5月句会

 3カ月に一度の、のぞみ句会に参加した。いつもの句会(投句、選者の披講)に加えて、川柳界の重鎮・五十嵐修氏のスピーチが心に沁みた。最初の師であった大木俊秀氏が誉め上手だったエピソードをはじめ、「川柳は投句だけじゃなくて、句会に来るのがいいですよ。どんな句に出会えるか、ほかの人の句を聞いてどこまでわかるかが面白い。なんで川柳始めたの、なんて話から交流もできます」と素敵な笑顔で語られた。
 のぞみ代表の播本充子さんとは、「句会でリュックサックから広辞苑(電子辞書でなく立方体に近い厚さのあの広辞苑!)を取り出した人がいたので感心して声をかけたのが始まり、以来20年の付き合いです」とか。充子さんは、「こんなに川柳のお好きな人はなかなかいません」と五十嵐氏を称える。
 こののぞみ句会では披講の際に、じっと耳を傾ける皆さんから「ほう!」「いい句だね」などと感想が聞こえる。それがとてもいい雰囲気を醸していて、私は好きだ。

  今日の私の入選句は次の通り。
・さわやか(岡村水無月選)雑草のゆえに青葉と名乗れない
・バス (伊勢田 毅選) 豪華個室線路なくても運ぶバス
            路線図を一筆書きにバスの旅

・代表 (播本充子選) 吾輩は猫 ミッキーはネズミなり
           カレーライス今や日本の母の味
           私の選ばぬ人が国の顔

0523  歌舞伎座の地下は三社祭りの飾りつけで賑わっていた。

2017年5月21日 (日)

自転車レースin高崎

 朝から太鼓がドンドン鳴っている。近くの小学校の運動会かと思ったら、市を上げての「第5回榛名山ヒルクライム」のイベントだった。高崎市郊外の榛名支所から榛名湖まで、交通規制の敷かれた県道を、次々と銀輪が駆け抜ける。
 榛名湖コース(走行距離14.7km 平均勾配6.0%)、その手前の榛名神社コース(11.4km 5.2%)、さらに手前の一之鳥居までの初心者コース(6.5km 4.6%)の3通り。中学生からシニアまで7000人規模のレースで、朝7時にスタート、13時過ぎに全員が下山し終わるという。
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 私が声援を送ったのは、スタートから4kmほどの地点。沿道から「がんばれ!」と声をかけると余裕のあるアスリートは、「ハァーイ」「ありがと~」などと返事をくれる。
 ここでは「上州榛名太鼓」の皆さんが威勢のいい太鼓を打ち鳴らして応援していた。こちらにも拍手をおくりたい。
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 後から記録を見ると、男性トップは40分足らず、女性は50分ちょっとでゴールインしたとか! 標高200mのスタートから1100mのゴールまで、あの勾配を時速20kmでこぎつづけるとは!

2017年5月20日 (土)

菖蒲ならぬアイリス

 群馬の家にやって来て、せっせと草取りに精を出している。
 今回、写真の花が咲いているのを初めて見た。植えっ放しの球根から葉、茎を伸ばして開花したものだ。植物の名前に疎い私のこと、あやめ?  かきつばた?  と首を傾げていたが、ネットで調べてジャーマンアイリスだとわかった。言われてみればヒラヒラと華やかで、いかにも〝西洋菖蒲〟の顔である。05201
 夕方近所を散歩していたら、家の外壁にトンボが止まっていた。季語に疎い私でもトンボと言えば「秋」なのに、突然変異? タイムスリップ?05202

2017年5月18日 (木)

初夏のイタリアン

 北川さんの料理教室で、今日は白ワインに合うイタリアン。写真奥は空豆のにんにくソテーで、空豆を茹でてバターとにんにくで炒め、塩胡椒してパセリを散らす。手前はセロリのサラダで、白い芯の部分を2~3cmに切り、さっと塩茹でして使うところがポイント。熱いうちにみじん切りの紫玉ねぎ、パセリとドレッシングで和えると、味がよくしみて生のセロリとはまた別のおいしさである。
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 下の写真は、じゃが芋とベーコンのチーズ焼き。きざんで炒めて塩胡椒し、チーズをのせてオーブンで焼くだけ。こんなに簡単なのに、おいしくてワインが進む。
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 その他、魚のトマト煮、海老とレモンオイルのペンネ、デザートにレモンを効かせたチーズスフレの全6品を皆で料理し、ランチにいただいた。
 ワイン付きで外食すると結構な価格になる。かといって、こんなに相性がいいのにワインを我慢するのも惜しい。自分で気軽にこしらえて、〝家呑み〟で味わえれば、精神衛生にも実にいい。

2017年5月14日 (日)

母の日の芍薬

 数日前、息子夫婦から母の日の花束が届いた。今年は芍薬である。立派な蕾がついていて、花の開くプロセスが見られると楽しみだった。
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 二日経って今日の芍薬はこうなった。ここ数日、気温が低いからゆっくり開花してくれているのだろう。数多の花弁が少うしずつほころんで、朝に夕に顔立ちを変えている。薔薇ともカーネーションとも違う、新しい、嬉しいプレゼントだった。ありがとう。

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 母上のおられない方、母と呼んでくれるお子さんのおられない方もいらっしゃるだろう。五月のこの日、どの方にも幸がありますようにとお祈りいたします。

2017年5月11日 (木)

練習は第二段階へ

 「瞼の母」の練習日。これまではいわゆる「読み」の稽古だったが、今日から「動き」が加わった。芝居ではないし、台本を持ったままの朗読劇だから身振り手振りはつかない。が、例えば二人の対話でも、体の向き、立ち位置、距離が決まると、読み手も気持ちが乗せやすいし、客席にも伝わりやすい。読むだけがやっとの私だが、演出の山下さんに「そのうち慣れて必ずできるようになりますから」と励まされながら、基本のレクチャーもまじえて指導を受け、本当に有難いことである。

05111  番場の忠太郎役の俳優・杉山君は、「やっぱり動いたほうが声出ますね。人間は動いてるのが普通ですもんね」と、伸びやかに動きを研究していた。

2017年5月 7日 (日)

「絵巻マニア列伝」

 六本木のサントリー美術館で開かれている「絵巻マニア列伝」(3/29~5/14)を見に行った。後白河院、花園院、後崇光院・後花園院父子、三条西実隆、足利将軍家、松平定信という「絵巻マニア」毎に章立てし、その愛した作品を陳列してある。連休最後の日だったせいか、あまり混雑もなく、ゆっくりと見ることができた。
 絵師草紙、福富草紙などコミカルなお伽話や、当麻寺縁起絵巻、石山寺縁起絵巻など壮大な歴史ストーリーの数々。絵巻はコマ割なくひと続きで、時と場所が変わっても絵として自然につながっているのが面白い。当時の貴族や庶民の暮らしが生き生きと描かれ、例えば牛車の従者12人が一人として同じでなく、服の乱れを直したり、まわりにちょっかいを出したり、表情も姿勢も見ていて飽きない。海彦&山彦、織姫&牽牛などの話のもとになった絵巻もあり、自分の知っている話との違いも興味深かった。
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 貴重な作品の保存、復元などに対して歴史上の絵巻愛好家たちが精力を注いでくれたお陰で、今日展示され、目にすることができる。ユニークな視点、切り口の展覧会だった。

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