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2016年12月

2016年12月29日 (木)

2016〝総括〟ケーキ

   秋にドライフルーツを刻んで洋酒に漬け込み、それを混ぜ込んでクリスマスのフルーツケーキを焼く…と、これは毎年していることだが、今年は特別なケーキだったので、今日もう一度焼いた。12292
   特別というのは、今年はフルーツ漬けを作るとき、食料棚や冷凍庫を大整理し、残っていたクランベリーやいちじくなどのドライフルーツも次々刻んでビンに入れ、群馬の家の梅で漬けた梅酒のビンに眠っていた梅の実も刻んで入れ、知人の農園のりんごも刻んで入れ、ちょっとずつ残っている洋酒を注ぎ、棚の奥から出てきた数年前のフルーツ漬け(ビンテージもの!)も合わせ…つまりこれまでを総ざらえして漬けたものだったのである。12291

   フルーツケーキの生地は、何でも歓迎して複雑ないい味にまとめてくれる。しばらく置くと味がこなれておいしくなるので、お正月に親戚が集まったとき、思い出の詰まった2016年限りのオンリーワンケーキの〝物語〟を付けてふるまうことにしよう♪

2016年12月25日 (日)

都会のイルミネーション

   メリークリスマス♪  東京のあちらこちらで華やかなイルミネーションが楽しめる。見に行ったのは実は12月上旬、点灯期間のごくはじめの頃。実際のクリスマスの日に街に繰り出そうとすると、夜は冷えるし、年の瀬で気忙しいし、主婦にはハードルが高い。先取りしておいてよかった。
  1枚目の写真は丸の内のオフィス街。通りの木々に光の花が咲き、ビルのホールの吹き抜けにこのような巨大ツリーが現れる。ガラス越しに見る電飾も美しい。

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  2枚目は六本木、ミッドタウンの近く。広場で数分間の光のショーが繰り返される。LEDでコストがかからなくなったお陰か、惜しみなく輝きを振り撒いている。
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2016年12月22日 (木)

エッセイクラブの忘年会

  偶数月に開かれる練馬エッセイクラブで、今日は忘年会も兼ねての会合。今回のエッセイは「太陽」をテーマにして書き、持ち寄って合評をした後、乾杯に続いて愉しい四方山話に花を咲かせた。
  その終盤に、今日は欠席だったメンバー・廣田美知男氏の奥様が訪れ、素晴らしいものを見せてくださった。日本ペンクラブから、35年間会員として貢献された廣田氏に贈られた立派な表彰状である。会長・浅田次郎氏の署名がしっかりと記されていた。廣田さん、おめでとうございます。
   記念のペンクラブ特製のどら焼きも持ってきてくださり、PENの字と羽根ペンのオリジナル焼印を鑑賞してから、切り分けて皆で御相伴に預かった。12222
  クリスマスの飾りつけをしたカフェ・チャイハナの窓辺。ここでのエッセイクラブも今日で29回となった。次回は30回、記念にまた乾杯をしそうな気がする。12221

2016年12月18日 (日)

季語研の忘年会

  今年最後の季語研究会は、蕪村連句の講読を早めに切り上げ、宴とともに俳句&川柳の句会が行われた。「烏」「龍」「茶」の3題に俳句、川柳を各1句ずつ提出し、互選、合評へ。私の俳句は歳時記を片手に四苦八苦して作ったが、結局滑稽な句になってしまった。

  例えば「烏」で、
「白髪なき烏うらやむ冬帽子」【俳句】  「ドローンと競う露天風呂のカラス」【川柳】
季語「冬帽子」があるかないかの違いである。
  「茶」も、
「鯛焼きの帰るを待つや碗二つ」【俳句】  「茶柱の福を知らずにお~いお茶」【川柳】
「~や」と詠嘆(?)をつかってみたけれど…(苦笑)。

  「龍」の高得点の方の【俳句】 を紹介させていただく。
        「画狂老い倒れ臥すとも龍の玉」(千晴)
        「飛竜頭の箸にほろほろ年の空」(丁那)
  やはり格調が高い! 勉強になりました。

   季語研の方々は珍しい飲食物を持ってきてくださる。この日の宴に並んだ浅草・神谷バーの名物「電気ブラン」もその一つ。ブランデーをベースに数種の洋酒がブレンドされ、電気のようなビリリとした味わいで、明治15年に誕生したという。話には聞いていたが、店の前を通り過ぎるばかりで今日初めて実物を見た。これを味わいながら60年代のジャズを聞き、興に乗って一句詠む。何て贅沢な酔い方、満ち足りた時間の共有かと、あらためて感謝した。12181
   高得点を博したチャイハナのマスターに贈られた賞品が『猫の国語辞典』。季語研の佛渕健悟さんが小暮正子さんと、猫が詠まれた句2400と猫に関する言葉を集めて編んだ、ほやほやの新刊である。季語研の会報に同人の杏奈さんが「表紙の写真の猫がだんぜんいい」と書いていらした。室生犀星の愛猫ジイノが火鉢にあたっている写真。猫と縁のない私でも、なるほど、この顔を見るとねぇ…!! と納得である。12182                                 『猫の国語辞典』 (2016年12月5日初版・三省堂・1500円)

2016年12月15日 (木)

帰って来たコジュケイ

  今年最後の群馬の家に、懐かしいものを連れて行った。ながらくわが家の押し入れにしまってあった鳥の剥製である。もう20年も前、山の家のガラスに激突して庭に倒れたのを小学生だった次男が東京に持ち帰り、丁寧にスケッチした末、剥製にしたいと言いだした。電話帳で業者を調べ、自転車で小一時間かけて訪ねて行ったのを思い出す。
   鳥は春の季語になっているコジュケイ。キジ科で「チョット、コーイ」と鳴く。この、一歩踏み出してちょっと小首を傾げるのが典型的なポーズだ。当時はよく見掛けたのに、今は野鳥全体の数がめっきり減ってしまって、淋しい。せめてこのコジュケイを生まれ故郷に帰してやりたくなった次第。12151
   いいお天気だがさすが12月、午前中は地面が凍っていて草取りがしにくかった。けれど空気は澄んでいて、筑波山のシルエットや、双眼鏡からなんと東京スカイツリーを見ることができた。12152

2016年12月11日 (日)

葛飾北斎の美術館

   江戸東京博物館にほど近い両国エリアに先月オープンした「すみだ北斎美術館」に行った。暖かな金曜の午後、斬新なデザインの建物に次々と吸い込まれていったのは、年齢高めの日本人(そしてたぶん東京人)が殆どだった。12111_2
   照明を落とした常設の展示室では、年代順に代表作を並べて北斎の生涯を追う。60歳近くなって冨嶽三十六景に取り組み、89歳の晩年まで大作に挑み続けた画業ざんまいのご長寿に、来場者から感嘆の声が漏れる。開館記念の特別展では、7mに及ぶ「隅田川両岸景色図巻」が圧巻。眼光鋭き北斎の肖像画も忘れられない。
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   マンガの元祖「北斎漫画」は現代にも通じる面白さ。「しばしとどめむ」の仮名文字で乙女の姿を描く遊び心も見える。デッサンの仕方や絵の具の配合などを手ほどき書に残したことも素晴らしい。12112_2   ディスプレイや案内の装置など最先端である一方、お手洗いの少ないこと、フロアーによっては階段がなくエレベーターのみで移動しなければならないことは、多くの人が不便を感じそうだ。

2016年12月 9日 (金)

旅の土産(山梨)

   旅行の最後は山梨県八ヶ岳に宿泊。夕食はフレンチだったが、レストランの人と勝沼のワインよりも、新しい日本酒の話になった。八ヶ岳の若い杜氏がつるばらの酵母を使って「青煌(せいこう)」という純米酒を作ったという。試飲するとすっきりとなかなかの味である。まだ数軒にしか卸していない商品を、翌日醸造元を訪ねて購入。作業の手をとめて熱心に応対してくれた若者を応援したくなって、なでしこ酵母の米焼酎「八ヶ岳の舞」も買ってしまった。
   右の「七賢」は、宿泊先で勧められたスパークリング日本酒。今度のお正月はこれらで乾杯し、エピソードを添えて盛り上がるとしよう。1208

2016年12月 8日 (木)

旅先にて(滋賀)

   旅行の続きで滋賀県にやって来た。琵琶湖はさすがに大きく、北のほうは日本海型気候でしぐれの時季。陽が照って同時に雨が降り、そして虹も度々見た。
   大津では三井寺のほか、大津祭の曳山展示館を訪ねた。このほど大津祭がユネスコ無形文化遺産に指定され、町は祝賀ムードに湧いている。13基の曳山すべてにからくりが載っているのが特徴で、写真は展示されていた西王母山の曳山のレプリカ。仕掛けは今見てもよく出来ていて、町の豊かな経済力を感じさせる。12062
   こちらは近江八幡。古い町並みが残っていてとてもいい雰囲気だ。写真の八幡堀は時代劇のロケによく使われるエリアで、最近では「朝が来た」「鬼平犯科帳」など。橋のかげからひょっこり髷姿が顔を出しそう。1207

2016年12月 6日 (火)

旅先にて(静岡)

   旅行で静岡に。旧東海道の「小夜の中山」に寄った。旅人を悩ませた険しい峠と言われ、和歌や俳句の碑が数多く建てられている。写真は西行法師の「風になびく富士の煙の空に消えてゆくへも知らぬわが思ひかな」。茶畑を抜けた丘の上の中山公園にあり、木々は葉を落とし寂寥たる眺めで、人恋しい気分になる。12042

1206   来年の大河ドラマは井伊直虎が主人公。宿泊した浜名湖近くのホテルには、さっそく直虎ゆかりの地としてお土産コーナーが設けられている。柴崎コウに似た女城主と、浜松のゆるキャラ家康くんが愛敬をふり巻いていた。1206_3

2016年12月 3日 (土)

地元でイルミネーション

 買い物に行くのにいつも通っている歩道橋が12月から工事で通行止めとなり、別の道をいろいろ使ってみたら、帰り道、イルミネーションに遭遇した。
  場所は光が丘の四季の香ローズガーデン、期間は12月3日~25日の午後5時~8時。今年から始まったイベントで、初日の、まさに点灯したばかりの光景に出会ったわけ。幸いカメラを持っていて写真を撮ることもできたとは、運がよかったものだ。この時を待ちかまえて撮影している人も見かけた。いい街だなと再認識、去年までより師走の日々を心豊かに過ごせる気がする。

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