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2017年5月 7日 (日)

「絵巻マニア列伝」

 六本木のサントリー美術館で開かれている「絵巻マニア列伝」(3/29~5/14)を見に行った。後白河院、花園院、後崇光院・後花園院父子、三条西実隆、足利将軍家、松平定信という「絵巻マニア」毎に章立てし、その愛した作品を陳列してある。連休最後の日だったせいか、あまり混雑もなく、ゆっくりと見ることができた。
 絵師草紙、福富草紙などコミカルなお伽話や、当麻寺縁起絵巻、石山寺縁起絵巻など壮大な歴史ストーリーの数々。絵巻はコマ割なくひと続きで、時と場所が変わっても絵として自然につながっているのが面白い。当時の貴族や庶民の暮らしが生き生きと描かれ、例えば牛車の従者12人が一人として同じでなく、服の乱れを直したり、まわりにちょっかいを出したり、表情も姿勢も見ていて飽きない。海彦&山彦、織姫&牽牛などの話のもとになった絵巻もあり、自分の知っている話との違いも興味深かった。
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 貴重な作品の保存、復元などに対して歴史上の絵巻愛好家たちが精力を注いでくれたお陰で、今日展示され、目にすることができる。ユニークな視点、切り口の展覧会だった。

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