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2017年6月

2017年6月29日 (木)

美しい笛

 朗読劇「瞼の母」で、笛や三味線を演奏してくださる木村俊介さん。準備された笛のどれもが美しい。そして大切な楽器の入れものが美しい。和服地の端布だろうか、ずらして重ねた配色が見事だ。キルティングのように丈夫な仕立て。笛がぴたりとセットできるように、太さに合わせて区切り、細長いポケットがいくつも作ってある。くるくると丸めて持ち運びするようだ。

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 聞けば、「同い年の友人が作ってくれました。1作目も何年も使って、これは2作目です」と木村さん。作ったのは、きっと色白の、指のきれいな女性だろうな、と勝手に想像している。

2017年6月26日 (月)

キッチンの見える化

 たまにはこんな話題。このドレッシングボトルがとても使いやすい。高さ13cm、容量120ml。シリコーンの内蓋が開閉しやすく、中に調味料を入れて(目盛も便利!)ぴったり口をふさぎ、外キャップを閉めると、振り心地もよく、決して漏れない。注ぎ口も液ダレしない。食洗機にかけられて、電子レンジもOKで、手になじみやすい。キッチンで使うものはことほど左様に、気ラクなのが一番だ。
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 そして、中身が見えること。誰が冷蔵庫を開けても、どこにあるか探せる。主婦一人が仕切る年代はもう過ぎた。歳をとればうっかりも記憶違いも多くなる。見える化は精神衛生に、とてもよろしい。

2017年6月22日 (木)

朗読と講談と奏楽と

 「瞼の母」の練習に、今日は講談師・神田織音さんと、笛・三味線の木村俊介さん、箏の稲葉美和さんが参加、出演者全員集合で最初から最後まで通してみた。楽師さんの奏でる音の素晴らしいこと! この物語のために作曲された「瞼の母のテーマ」とも言うべき旋律が、やさしく、愛しく耳に響く。そこに役者の台詞が重なるときの心地よさを、これまでは聞く側としてだったが、今日は初めて自分が演じる側として経験した。そして、音楽の波に乗りすぎない声の出し方を教わったのだが、音楽を伴奏にして合わせるのでなくBGMとし、音の切れ目に同調しないで台詞が一歩リードするような感じとでもいおうか、役者さんはこんな高度なことをしているのかと畏れ入った次第である。

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 ところどころで、稲葉さんの新内風の唄や木村さんの船頭唄が織り込まれ、立ち回りのシーンでは織音さんの迫力ある語りがひときわ光る。ますます、実にエンターテイメントな作品になってきた!と全員で頷き合ったのだった。

2017年6月20日 (火)

やまびこ6月例会

 川柳やまびこの例会。川柳研究副代表のいしがみ鉄氏がゲスト講師としておいでくださり、「川柳とは自分をさらけ出す行為で、その人の経験、人生観などがにじみ出ます。新鮮なひらめきや発想を得るには、ふだんから五感を研ぎ澄ますこと、川柳以外の文学、音楽、舞台、いろんな芸術にふれていっぱい感動することです」と話された。
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 私の今日の入選句は、
  スカイツリー凛と見渡す都の構図 
(題「凛と」 のりこ)
  丹精の冷酒たたえる江戸切子 (題「凛と」 のりこ)

 互選(題「元気」)では、女っていいな化粧で元気づく」(のりこ) で最高点をいただいた。ちなみに殿方が鏡を見て元気づくことってないのかしら? …「いや、かえって失望します(笑)」だそうである。

2017年6月19日 (月)

台本〈最終版〉

 練習が始まってからも、台本は何度か更新されるものだ。朗読劇「瞼の母」では、ラストの展開にもう一波乱加えたり、ト書きを語りにしたり…。だがそれももうおしまい、今日の練習では本番用の台本を本番用のホルダーにセットして使った。いよいよ…である。
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 演出家は、キャストがどうやったらこの台詞をピタリといい音で言えるか、あの手この手で指示、説得する。私の場合、演じるのは社会の底辺で生きている女。「もっとガサツな声を出して。相手を毛筆でなでるんじゃなくて、使い古しの箒でバサバサっと擦るように言ってみて」と指示された時には、その例えの見事さにまず感心した。他のキャストへの指示も「ピンクのびっくりマークをいっぱいつけて」「この〝噂〟に心の弾むしずくが入っているんだから、有機的に聞こえるように言って」等々…、傍らで言葉のイメージをおもしろがって聞いている。

2017年6月17日 (土)

オペラ「カルメン」

 武蔵小杉駅に隣接するホールへ、ビゼーのオペラ『カルメン』(Grazie opera主催)を見に(聴きに)行った。1年前の『フィガロの結婚』に続いて2回目だが、ピアノに加えて弦楽器・打楽器の演奏が入り「完売御礼」の札がかかって、さすが人気のカルメンである。
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 主人公(片岡美里さん)は容姿、仕草、踊りともに艶やかではまり役。二幕で登場のフラスキータ(大森麗さん)がよく通る歌声で耳を集める。お馴染みの闘牛士の歌をはじめ、聞きどころの歌曲が目白押し、胸が踊り大いに楽しめた。愛憎の機微に共感しにくいところがあるのは、私がジプシー気質に疎いせいだろう。キャラクター設定、きっかけと影響、時代背景等々、物語の仕立てについて研究してみたいものだ。
 演出の川島慶子さん、出演者の皆さん、お疲れ様でした♪06173
(写真はFacebookより)

2017年6月15日 (木)

気軽な中華

 北川さんの料理教室で、今日は香辛料の効いた中華。ポピュラーな焼きそばも、堂々とワインに合う一品である。麺を油をひいたフライパンに広げて、表裏をきつね色に焼き上げたところに、肉野菜たっぷりのあんをかけ、パリッ、トロッの口当たりがいい。
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 次はイワシの酢油煮。生姜、長ねぎ、昆布という和食材を使いながら、紹興酒や八角が加わった中華の一品。平鍋にセットして弱火でコトコト、いい味に煮上がる。
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 セロリと貝柱の中華サラダ(奥)は、セロリの軸部分を2cm角に切ってさっと茹で、醤油、酢、ごま油、砂糖の合わせ調味料をかけ、戻した干し貝柱をほぐして合わせる。きゅうりの辛味即席漬け(手前)は、5cm長さの縦四つ割にしたきゅうりに塩をしてしばらく置き、洗って水けをきり、にんにく、豆板醤、花山椒、ごま油入りの甘酢をかける。いずれも作り置きできる、というか翌日~数日後のほうが美味しくなるというのが嬉しい。簡単だからたっぷり作っておける。
06151  そのほか、トマトの中華スープ、ごま団子が今日のメニューでした。

2017年6月12日 (月)

「瞼の母」まで1カ月

 朗読劇「瞼の母」の本番まであと一カ月となりました。
 7月13日・14日に4回公演します。回によって残席の数に差があります。ご希望の時間にお席が確保できますよう、どうぞお早目にご予約ください。

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 今日は講談師の神田織音さんが練習に参加してくださいました。そうです、今度の公演では、朗読と講談とのコラボレーションで物語を盛り上げるのです。織音さんの歯切れのよい活弁士のような語り口に、聞きほれたり、学んだりのひとときでした。

2017年6月11日 (日)

サツキの径

 群馬の家のエントランスには、両側にずらりとさつきが植わっている。年月を経て密に茂り、小さな生垣状態となった。サーモンピンクの大きな花が咲き盛り、玄関までの数メートルが明るい。06111  
 下の写真は畑のルバーブ。しっかりした茎がニョキニョキと生えている。根元から切り取って茎の部分を刻んでジャムにする。5月~9月頃まで、さして手入れもしないのに、収穫した後から後から、不思議なくらい次々と茎を伸ばす。06112

2017年6月10日 (土)

桑の実

 群馬の家にやってきた。玄関の前で草取りをしていると時折ポタッ、ボタッと音がする。何かと思ったら、家の前の道に木から実が落ちる音だった。06102
 見上げれば桑の大木(写真下)。色づいて黒くなった実から落ちるわけだが、まだまだその過程にあるおびただしい数の実が枝に待機している。
 桑といえば、蚕の食べ物。群馬で有名なのは富岡製糸工場、桐生織物などだが、この辺りでも昔は蚕を飼っていたのだろう。こんなに大木になっては葉に手が届かない。落ちる実を手で受けて人間が味見をする。06101

2017年6月 7日 (水)

大人の京都

 所用で京都に行った。日の長い今の時期、観光客はいつにも増して多いに違いない。レンタル着物は店舗数が増え、浴衣の季節になって、より手軽に利用されている。「少し高くてもいいからちゃんとした〝和〟の着物をと思うんですがね」と、タクシーの運転手さんは、鮮やかすぎる化繊の着物を嘆いていた。
 暮れなずむ鴨川沿いを歩く。川床は5月~9月に設けられるとか。結構高い位置にあるから眺めがいいことだろう。土手に腰を下ろして缶ビール、の二人連れも楽しそうだった。
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 先斗町で食事をした後、鴨川に平行した木屋町通りを散歩。趣のある店がたくさんある。修学旅行の中学生はまず足を運ばない大人の町だった。
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2017年6月 5日 (月)

6月の雑句ばらん

 この川柳会の題は、「てこずる」「あつかましい」「憚る」など、ちょっと変わっている。代表の佐藤孔亮さんが念入りに言葉を探し、挑戦的に選んでいるのだ。俳句の題とは違う、人間くさくて川柳らしい題ともいえる。そして今日の題は「くそ真面目」。
 互選表の句を眺めながら、
  この句はどこが「くそ真面目」なんでしょうね? 
  「几帳面」とどこが違うんだろう?
  これはくそ真面目じゃなくて「ばか正直」なんじゃないですか?
 等々の意見が出ておもしろかった。川柳をする人にはおよそ「くそ真面目」な人はいないのもよくわかった。印象的だったのは、田舎の信号機にずる休みしなよ、と呼びかけている句。くそ真面目の対象物を見事に設定したこと、ずる休みできないのがくそ真面目なのだとの見つけに脱帽した。
 本日私が点をいただいた句(題「くそ真面目」)
   単身赴任食事の度に妻へ写メ(のりこ)
   越えるまで家で足踏み一万歩(のりこ) 

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 この春から池袋の産業振興プラザの一室を会場にしている。改装したばかりのおしゃれなビルだった。

2017年6月 3日 (土)

図書館の新しい風

 月に1度の「図書館利用者の会」の例会。今日は総会で、会計報告、企画事業についてなど、トータルに検討した。…といっても、堅苦しい会議ではなく、図書館でこんなことができたらいいなぁ、というプランの話し合いである。サイエンス・カフェ、ブックトーク、英語のおはなし会、読み終わった本の交換会等々、おもしろそうな企画が続々! 本を借りにくるだけではもったいない、図書館の活用術もアピールしたいと思ったことだった。

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次のイベントは、
講演会「戦争の時代の子どもたち―瀬田国民学校五年智組の学級日誌より―」
1944年4月~45年3月に大津市の国民学校の女子生徒らが描いた絵日誌をもとにして、2冊の本(『戦争の時代の子どもたち』『少女たちの学級日誌』)ができた。なぜ? どのようにして? 2冊の著者・解説者が講師となって70年前の子どもたちの日常を振り返ります。
日時:2017年7月1日(土)14時~16時
場所:光が丘図書館 2階視聴覚室
講師:吉村文成氏(元朝日新聞記者・龍谷大学国際文化学部教授)
会費:500円
お問合せ:利用者の会 riyosha.hikarilib@gmail.com  

利用者の会の会員も、随時募集しています。どなたでも入会できます。

2017年6月 1日 (木)

朗読劇の「音」

 「瞼の母」の練習日で、今日は音楽を担当してくださる木村俊介さん(和楽器奏者)をお迎えして打ち合わせ。演出の山下晃彦さんが台本に沿って説明した後、朗読劇を見ていただく。どんな曲や音が入るか、イメージの広がりが楽しみだ。歌舞伎と義太夫のヒントにも目を開かれる思いがした。

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 衣装の相談も。女性陣三人は和服で色柄まで決まったが、忠太郎の出で立ちをどうするかが懸案だった。タブレットで検索していたら新しいアイデアが! おもしろいことになりそうだ。

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