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2017年10月

2017年10月31日 (火)

本日大漁!

 早起きして金沢八景へアジ釣りに出かけた夫から、昼前に「こりゃ大変!」とメールが届いた。「ワラサ(ブリの若魚)が釣れた。アジもでかい。イナダ(ワラサよりもう少し小さい)も釣れたけど、もう多過ぎるから誰かにあげて帰る」という。帰宅して、見るとクーラーボックスから尻尾がはみ出していたワラサは62cm! アジは17匹、そのうち9匹は30~40cm級! 近所の親戚、友人にさしあげても、まだ手元にたっぷりあり、今夜はまずはアジとワラサをお刺し身で。そのほかアジは明日用に酢〆、昆布〆にし、残りは塩水に漬けた後、一夜干しに。干物にして冷凍しておくと味落ちも少なくていい。ワラサは明日、両親を招んで「ぶりしゃぶ」に。残りの切り身は照り焼きに、カマは塩焼き、アラと頭は煮つけに。食べ尽くすのは楽しい。〝おいしい〟だけでない幸福感がある。
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 ブログをチェックしたら、昨年の10月18日にも40cmのアジが釣れた記事があった。しまった、今回はワラサの写真を撮ればよかった。

2017年10月29日 (日)

ツタの謎

 群馬の家の庭で不思議な生態を見つけた。ヒバの生け垣に絡まっていたツタ(多分ヤマイモの一種)が上に伸びて、途中なにもつかまるものがないのに、隣りの庭の大木からかざされたはるか上方の枝に到達しているのである。生け垣から枝までは1メートル近く離れている。上空を泳いだ蔓は、いったいどうやってあの高さの枝をキャッチしたのだろう? 台風の風に揺られた植物同士が、ほんの一瞬の偶然で触れ合ったかと想像してみるのも、なかなか快い。
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2017年10月27日 (金)

恐怖の吊り橋

 群馬の家からちょっと足を伸ばして那須高原へドライブ。ロープウェイで那須岳に登ったら、双眼鏡を覗いていた夫が吊り橋を見つけ、私は高所が苦手というのに立ち寄ることになった。長さ130m、高さ38m、渓谷にかかる「つつじ吊橋」である。

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 手すりにしがみついてようよう渡ると、向こう側は橋の名前の由来である八幡ツツジ群生地。今は紅葉を楽しむ人々が木道を散策している。ここでイチョウのように黄色いモミジを初めて見た。名はオオモミジだとか。青空に映えて美しく、コワイ思いをして吊り橋を渡った甲斐があったと自分をいたわった。
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 吊り橋はなんとサービス過剰なことか、足下からも眺めがよいようにと幅の中央部が網状になっている。下を見たら腰が抜けるので、ひたすら前方のゴールだけを見て、何とか復路も渡り終えた。風が強くてもっと揺れていたら、とても無理だった。鉄網越しに谷底をのぞいて写真(下)を撮ったのは、当然夫である。

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2017年10月24日 (火)

図書館からまちづくり

 光が丘図書館利用者の会に入って1年足らず、新参者の私だが、リーダーのOさんにくっついて練馬駅近くにある「みどりのまちづくりセンター」に出かけた。利用者の会で講演会、映画会などを催している、その活動を、区のまちづくり活動助成事業の対象として申請できないかとの相談が目的。
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 センターの担当者さんによると、図書館の中で交流しているだけでは「まちづくり」の要素が足りないとか。…で、相談するうちに、例えば、近くの書店やカフェで、テーマに合わせて本を展示、紹介してくれる所はないか、ミニ朗読会やブックトークを開かせてくれる所はないか、それを調べてお役立ちマップを作る。…という辺りから始めてみましょう、ということになった。
 さて、今後の展開や如何に。アイデアや情報をお持ちの方、どうぞお知らせくださいませ!

2017年10月22日 (日)

大雨の京都

 本州の広い範囲が台風の大雨に見舞われた。京都滞在最後の今日、遠出は諦めて京都駅から近い東本願寺に出掛けたが、観光客は案の定少ない。雨を集めた樋から驚くほどの量が流れ溢れていた。
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 本来なら今日は時代祭。雨天順延の行事だが、一昨日には「中止」が決定された。鞍馬の火祭も無理だろう。これを目当てに海外から京都を訪れた方々も多いと思うと、気の毒でならない。
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2017年10月20日 (金)

秋を待つ京都

 所用で夫と京都へ出かけ、今日は観光。まずは哲学の道を通って、銀閣寺へ。庭園の小山を登っていくと、もみじがほんの少し色づいていた。紅葉の盛りには身動きできない人出になるとか。
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 法然院の山門をくぐると、白砂壇が見下ろせる。季節によって変わるその模様は、今は銀杏ともみじだった。 10205
 仁和寺の庭園。木々も池もよいが、手入れの行き届いた白砂が美しい。維持管理のご苦労を思う。石庭で有名な龍安寺にも行ったがその話は後日。この日、訪れた中で一番混んでいたのは、清水寺が工事中のせいもあろう、やはり金閣寺だった。
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 北野天満宮で見かけた舞妓さんの写真でしめくくる。翌日のイベント用撮影の現場でちゃっかりシャッターを押した。
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2017年10月17日 (火)

「宴」の川柳

 川柳同好会「やまびこ」の例会で、宿題の題は「宴」。『川柳マガジン』7月号に特集が掲載された川柳家、やまびこの世話役でもある植竹団扇さんが選者で、ユーモアたっぷりに披講、解説をしてくださった。
 宴は人が集まり、お酒も加わるから、人間くさいシーンがてんこ盛りである。職場では見せぬ顔のスターが居たり、腹の内が酒に溶けていたり、始まりも終わりも「とりあえず」だったり。披露「宴」では、互いに勝者の気分でのぞむ離婚の披露宴の句や、七五三は子供を披露する宴だとする句が、現代を切り取っていて面白かった。華やか、賑やかでなくても、手製の酒肴で家飲み、妻の誕生日に好物を作ってお祝い、持ち寄り品で地域交流等々、日常のちょっとした「ハレ」のひとときを〝宴〟として称える視点も印象に残った。
 団扇さんが最高位に選んだ句は、唯一宴の中にいない自分を詠んだ句だった。「僕も一人で飲むの好きなんです。居酒屋の隅でちびちびやっていると、宴の声が聞くともなく耳に入る。寂しいとかやっかみとかじゃなく、そうやって愉しんでいるんです」と。会員による互選では、選べる句の数が少ないからやはり吸い寄せパワーを持った句に点が集まる。選者は全体を見て入選句の順位をつける。双方が相俟って、よい勉強会になるのだなと思った。

 私の句は、酒盛りを仕切る一番でかい声(秀/のりこ)
       老親の元気を保つ
次の宴(地/のりこ)
を選んでいただいた。2句目は「保つ」でなく「つなぐ」とするのもいいですねとの助言あり。なるほど~!
1017  今日は、例会をいつもと違う場所で行ったら、ホワイトボードではなくて懐かしい黒板。長いこと中高校で教鞭をとっていた団扇さんとマッチしていた。

2017年10月15日 (日)

節目の秋に

 旧友たち約20人と裏磐梯へ一泊旅行に行った。車中も散策中も食事中も話は尽きず、家事を忘れて気分は極楽、それぞれの立場でがんばっている自分たちへ〝ご褒美〟のひとときだった。泊まったホテルは標高約1000メートル、木々の紅葉、芝生の落ち葉模様が美しい。人生を四季に例えれば、私たちにとって、今はまさに秋。しばし腰をおろして景色を眺めてごらんと椅子が誘っていた。実際はトレッキングにパークゴルフと遊んで盛り上がったのだが。
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 ホテル隣接のグランデコスキー場でゴンドラに乗った。400mほどアップする間に紅葉度が増し、遠くに近くに秋を鑑賞できるのが楽しい。家族とスキーに来て雪景色しか知らなかったこの場所にリンドウが群生、花の紫が見えかけていた。
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 先頃のアメリカ旅行に続いて、来し方を振り返るよい機会だった。これを節目に、新たな一歩が踏み出せそうな気がする。

2017年10月11日 (水)

アイオワでの買い物(4)

 アイオワで買ってきたものがもう1品。カローナにあるアーミッシュのコミュニティショップで見つけた〝ウインドチャイム〟である。直径約2cm、長さ20~30cmの金属製パイプが6本、輪のようにぶら下がっているアメリカ版風鈴。もっと小さいものから長さ1mの最大級まで、サイズも色もさまざま販売されていた。
 自宅でなく群馬の山の家にと、今回持ってきて取り付けた。風を受けて鳴る音は、深く澄んだ和音となって響く。庭仕事に精を出した後、心地よい休息を誘うような癒し系の〝音楽〟が聞こえる。1011
 品物に添付されたカードを見たら、これは〝Corinthian Bells〟という品だとか。そして、聖書のコリント前書13章より「げに信仰と希望と愛と此の三つのものは限りなく存らん、しかして其のうち最も大いなるは愛なり」が英語で記されていた。

2017年10月 8日 (日)

プレゼントされた本

 30年前も今回も、アイオワでお世話になったRさんが、「日本からあなたたちが訪れている間、政局の話には敢えて触れなかった。実際は国際情勢にしろ、国のリーダーにしろ、心の痛むことばかりだけれど…」と言って、別れ際に一冊の本をくださった。明るい花柄の包み紙から現われたのは、『We Are the Change We Seek』-バラク・オバマ氏の演説集-。中身をすらすら読むことはできないけれど、表紙と厚みを見るだけでも、苦難を乗り越えてきた歴史、この国の良心、志に思いを致し、それらを忘れまいと思う。
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 日本を離れていた1週間ちょっとの間に政党が消えたり生まれたり、複雑な情報にようやく頭が追い付いたところである。明後日は総選挙の公示日。「他の誰かや別の機会を待つならば、変化は訪れない。我々こそが、我々が求める変化なのだ」…本のタイトルを含む一節を、そして彼の地からこの本が贈られたことを忘れまい。

2017年10月 7日 (土)

アイオワでの買い物(3)

 お土産の品は、アイオワシティから20マイルほど離れた、歴史保存地区といえるカローナで買うことが多かった。都会では〝MADE in USA〟を見つけるのが難しい(これは30年前も同様だった)。
 カローナのギフトショップでアイオワらしいとうもろこしがあると思ったら〝MADE in IOWA〟。コンクリート製で、手に乗せるとほどよく重い。ほのぼのと暖かいこの作品は、女性彫刻家のイザベル・ブルーム(Isabel Bloom 1908~2001)によるもので、後継者たちが今もアイオワのスタジオで作り続けているとか。
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 ぜひ、イザベルの名を覚えていてほしいと店員の女性が熱心に説明してくれた。帰国して同封された栞を見ると、〝Is this heaven?〟〝No, it's Iowa〟の記述が(写真・中央左)。映画『フィールド オブ ドリームス』の感動場面の一節である。ケビン・コスナー演じるアイオワの農夫が「それを作れば彼が来る」の〝声〟を聞き、とうもろこし畑の一部を野球場にする。果たして、八百長事件(1919年)に巻き込まれて選手生命を断たれた外野手シューレス・ジョーが現われて全身で喜び、「ここは天国か?」と訊き、主人公が「いや、アイオワだよ」と答えるのである。
 9月の季語研究会で、私が近々アイオワへ旅行すると言ったら、会員のM氏が『シューレス・ジョー』(W・P・キンセラ著)を勧めてくださった。映画の原作であるその本(写真奥)を往路の機内で読み、大人のファンタジーに感動、お陰で知人との再会でも話題になり(野球好きなアメリカ人には有名)、アイオワの魅力を再確認したところだった。
 大人の姿も隠すほどのとうもろこしの茂みは、夢の世界と現世とを行き来するまたとない象徴的な存在だった。〝Little Bloom Corn〟を買って帰ったことにより、心がいつでもあのアイオワへ飛んでいけそうな気がする。

2017年10月 6日 (金)

アイオワでの買い物(2)

 チョコレートはいつどこで見掛けても魅力的である。つい買ってしまう。
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 下は、カローナの手作りチョコレートの店で陳列棚に見つけたもの。 「命短し、食せよチョコを」とでも言おうか。10062_2

 こちらは、川柳にするなら「困り事チョコが解決してくれる」といったところかな。促されて財布の紐がゆるむ。10063_2

2017年10月 5日 (木)

アイオワでの買い物(1)

 アイオワ旅行では、滞在したダウンタウンのホテルから徒歩1分の場所に食料雑貨店があり、度々訪れた。なかなかおしゃれな品揃えで、屋内外で簡単な食事もできる。懐かしい製菓材料を日本への持ち帰り用に買った。つい手が伸びるのが、チェリーを使ったもの(缶詰、チェリースコーンの素)。お菓子に向く酸っぱいチェリーが欲しくて、群馬の家にも苗木を植えたのだが、十分な実の収穫にはまだ5~6年かかるだろう。大豆粉(左端)は日本製もあるがレシピを試したくて買ってみた。
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 今や〝SUSHI〟はアメリカでとても人気があり、お刺身やシーフードを使わない巻きずしタイプがここのデリカテッセンにも普通に並んでいた。食品売り場に日本食コーナーがあって、海苔や寿司酢、粉末味噌スープ、ふりかけなどが手に入る。30年前には、ダウンタウンのはずれに「EAST-WEST」という名のアジア食料品店が1軒あるだけ、それも殆どが韓国料理の材料だった。10055

2017年10月 2日 (月)

海辺の観光地シアトル

 アイオワでのセンチメンタルジャーニーを終え、観光目的で西海岸のシアトルに初めて降り立った。北海道の最北端より北に位置し朝夕はコートが要るが、海のお陰で空気はマイルドに感じられる。ダウンタウンから20分も歩けば海に出られ、シーフードの市場が観光客で大賑わい。ダイナミックに成長したロブスターの大きさには感嘆したが、魚の目で鮮度を見ると生では食べられないなと思う。
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 水上タクシー(200人乗りの船)で西の半島に渡ると、ダイビングを楽しむ人たちが居た。都会に近いのに海水は信じられないほど澄んでいる。近くの人気レストランで食事、ブランチのバイキングで、蟹、牡蠣、海老などシーフード料理を堪能した。
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 最後の日はシアトルから直行便で成田へ。機内で、アイオワを舞台にした80年代の映画『マディソン郡の橋』を観た。メリル・ストリープの名演技もさることながら、終始懐かしい田園風景が映し出され、涙が出そうだった。

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