見たこと聞いたこと

2019年1月18日 (金)

宮部みゆきの朗読ライブ

 南青山のライブハウス「MANDALA」へ、女性アナウンサーグループ「スイミー」の朗読を聴きに行った。タイトルは「朗読と箏で織りなす宮部みゆきの世界」。取り上げた作品は『安達家の鬼』『地下街の雨』の二つ。物語の台詞部分と地の文を数人で「分かち読み」し、合間やバックに箏の演奏が加わる、という構成だった。宮部作品は、途中どんなにハラハラしても、最後はちゃんと着地を決めてくれるという安心感がある。ホラーの『安達家の鬼』も、種明かしとともに「人として生きてみて、初めて〝鬼〟が見えるようになるのだよ」としみじみ心を温めてくれる筆致がたまらなく、いい。今日はそれを朗読で聞いてさらにぐいと迫られ、心地よいひとときだった。
01181  箏の奏者はイケメンの増田厚司さん。独自の箏爪を考案して13弦、25弦箏、オリジナル短箏を操り、作曲も手掛ける。ギターをうんと複雑にしたような音色で、自在に世界を広げていく感性が頼もしかった。

2019年1月10日 (木)

初氷の朝に

 厳寒期である。今朝、近くの池に今シーズン初の氷が張った。
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 図書館利用者の会で取り組んできた「朗読講習会」が、今年から「朗読研究会」の自主サークルと形を変え、今日はその第一回目だった。集まった五人で、まずは希望や目標、アイディアを語り合い、なかなかいい雰囲気! これから毎月第2・第4木曜の午前に2時間、楽しく声の表現を磨き合っていく。

2019年1月 4日 (金)

近くの青い鳥

 初日の出も初富士も自宅から仰ぎ、近所の神社に初詣、近くの親戚が集まり、のんびりと三が日が過ぎた。今日は、松飾りは玄関先に残っているものの、あたりはもう〝日常〟に戻っている。写真は今シーズン、近くの池にやってきたカワセミ。夫が撮影してくれた。なんてきれいな「青」だろう。仕事始めの今日、皆さまのご多幸を祈って、青い鳥を掲載します。
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2019年1月 1日 (火)

2019謹賀新年

 あけましておめでとうございます。平和な、穏やかな、よい年でありますように…!
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 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2018年12月28日 (金)

小江戸の年の瀬

 所用で川越に出かけた。冬休みのせいか、ティーンエイジャーの学生さんが多い。行き交うご婦人方から「今日は空いているねえ」と会話が聞こえたから、日ごろはもっと人が多いのだろう。小江戸、COEDOが観光客を呼んでいる。
 「札の辻」の近くの店で、一足早い年越しそば。十割、九割、八割と三種のそばをすすった。
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 年の瀬に仰ぐと、時の鐘もなんだか感慨深く見える。いつもの一年だけでなく、平成がまもなく終わる。
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2018年11月21日 (水)

シルクロードの特別展

 夫に誘われて、池袋の古代オリエント博物館へ「シルクロード新世紀-ヒトが動き、モノが動く-」展(9/29~12/2)を見に行った。同博物館の開館40周年記念特別展として〝先史時代から中世・近代まで数万年に及ぶ地域間交流の一大パノラマを通観…〟とクラクラしそうな壮大さ。内容を正確に記述するには自分の力量が足りなすぎるので諦める。これほどのテーマをよくまとめ上げたなあと感じ入り、大陸の西の地域からシルクロードを経て東の最果てが日本なのだなあと再認識し、CGやタッチパネルを利用した展示をさすがだなあと楽しんだひとときだった。
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 アフガニスタン、バーミヤン東大仏天井壁画の一部を、クローン文化財技術で再現したものが展示され、触れることもできる。実物の手触りを体感したことより、破壊されてしまった貴重な文化財をこんな形で後世へ残すことができるという、最先端の技術と手作業に感動してしまった。
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 会場で、十人くらいのグループを学芸員の方が案内していた。考古学の研究というのは、商品開発や経済発展などにはまず結びつかない、一番純粋な学問なのではなかろうか。はるか昔の謎を解く、それがおもしろくてたまらない、という担当者の声が心地よく聞こえてきた。
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 水曜の今日はレディースデーだとか、女性は入口でこの博物館の絵ハガキをもらった。黒い画面の中央は、羊頭付金製腕輪(イラン・400B.C.)。

2018年11月14日 (水)

銀杏の空

 近所の銀杏が見頃を迎えている。銀杏並木の黄色いトンネルもいいが、今日は公園広場の銀杏を撮った。この黄色は、山や高原ではまず見かけない。街の秋だ。青空に映え、上を見ていると銀杏の実が落ちてくる。
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 昼過ぎ、朗読「芝浜」の練習会場へと向かう途中だった。12月8日の発表会まで、あと3週間ちょっとである。レッスンが終わるとすでに日は落ち、帰り道、銀杏の黄色が明るかった。

2018年11月10日 (土)

日本アルプスの起点

 富山県南砺市の五箇山、相倉集落へ。世界文化遺産だからだろう、あいにくの雨だったが、ツアーのバスが次々乗り入れ、海外からの観光客の姿も多く見られた。合掌造りのうちの6軒は民宿を営んでいる。
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 五箇山を出てしばらくしたら、雨が上がって七色の弧が! 久しぶりに虹と出会った。
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 最後は、新潟県糸魚川市親不知へ。糸魚川のフォッサマグナとか、親不知の断崖絶壁とか、聞き知ってはいたけれど、実際に来て見て、地理の不思議を思う。日本のアルプスである中部山岳地帯の3000m級の山々の連なりは、ここ親不知でストンと日本海に落ちている。かくして過酷な交通の難所となり、東西の文化を隔て…、現代ではトンネルのお陰で行き来しているが、「断層」の影響力は計り知れない。
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2018年11月 9日 (金)

ほっこりゆげ街道

 ドライブ旅行の二日目は、石川県加賀市の山中温泉へ。紅葉の鶴仙渓遊歩道もよかったが、それに沿った「ゆげ街道」が、品がよくて親しみやすい、とてもいい雰囲気だった。おしゃれな店だけでなく、ギャラリー、美術館も多い。

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 芭蕉は弟子の曾良を伴って奥の細道の旅に出、山中温泉でその二人旅を終えた。芭蕉館には、二人の別れの場面を模した像がある。句碑を確かめながら散策するのも楽しい。11092
 町の中心の広場の、柳の下には足湯も。立札には「ベンチが濡れているときにはこのタオルをお使いください」と書かれ、真っ白なタオルがちゃんと桶の中に用意されていた。11095

 観光拠点の一つ、山中座もこの広場に。ホールは、漆塗りの柱や格子戸風の壁、蒔絵を施した格天井(写真下)など、山中漆器の粋を集めた立派な造り。名誉座長である森光子さんの写真が微笑んでいた。山中四季の舞や山中節などの演目が披露されるとか。11094  折しもカニの季節、山中座の前では名物「カニ汁大鍋」が振る舞われていた。

2018年11月 8日 (木)

紅葉の白馬

 秋の彩りを見に、群馬の家から長野、富山、石川、新潟県へ足を伸ばした。一日目は長野県白馬村に宿泊。唐松岳(2692m)が朝日を浴びて神々しい。

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 白馬といえば1998年の長野五輪である。中でも数々の名シーンを生んだジャンプ台を間近に見て、胸を熱くせずにはいられなかった。今年もスキー、スケートシーズンの幕明けだ。選手たちの健闘を祈る。11082

 白馬村の畑に、ほおずきがずらりと列を成して植わっていて、美しかった。そういえば、道の駅に「ほおずきのジャム」が販売されていた。11083
 後ろに赤く見えるのはブルーベリーの木。 群馬の家ではまだ緑だったが、ここは標高が400m近く高いから、きれいに紅葉している。

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