朗読劇「瞼の母」

2017年5月25日 (木)

「瞼の母」の母と息子

 朗読劇「瞼の母」の稽古日。今日は、料亭水熊の居間で女主人おはまと忠太郎が会う場面を集中して行った。名台詞が次々に出て来るハイライトシーンである。
 「忠太郎、そこは直球だけど相手に分からせるように言って」「おはま、ここは相手に冷たい水を浴びせるように」「捨て台詞でも、自分に言うんじゃない、相手を変えたくて言うんだ」「ここは三段階で突きつけるわけだから、言葉の圧を工夫して」……等々、演出の山下さんがどのように注文を出すか、見ていて実におもしろかった。05251
 おはまと忠太郎の、売り言葉に買い言葉のラリーが続くうちに、ついに決壊の事態を招く。ヒリヒリ痛い、寂しい、おはまに対して憤る一方、まだどこかでその愛を乞うている、そんな自分を笑ってもいる…ああ、なんと複雑な台詞であることか。忠太郎役の杉山君はすわりこんで模索するのだった。
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2017年5月11日 (木)

練習は第二段階へ

 「瞼の母」の練習日。これまではいわゆる「読み」の稽古だったが、今日から「動き」が加わった。芝居ではないし、台本を持ったままの朗読劇だから身振り手振りはつかない。が、例えば二人の対話でも、体の向き、立ち位置、距離が決まると、読み手も気持ちが乗せやすいし、客席にも伝わりやすい。読むだけがやっとの私だが、演出の山下さんに「そのうち慣れて必ずできるようになりますから」と励まされながら、基本のレクチャーもまじえて指導を受け、本当に有難いことである。

05111  番場の忠太郎役の俳優・杉山君は、「やっぱり動いたほうが声出ますね。人間は動いてるのが普通ですもんね」と、伸びやかに動きを研究していた。

2017年5月 1日 (月)

公演のチラシ出来!

 5月に入って、「瞼の母」本番までの稽古スケジュールがほぼ確定した。カレンダーをチェックしながら、今後二ヶ月半の忙しくも心踊る日々を想像してみる。
 そして今日は、刷り上がったチラシが届いた。下がその表裏。連休が明けたらチケットの販売も始まる。Fb_img_1494337346217
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2017年4月20日 (木)

「瞼の母」チラシ進行中!

 朗読劇グループ〝WATER FLOW〟の稽古日。7月の「瞼の母」の公演に向けて、チラシも試作が形になってきた。デザインは前回の朗読オペラ「椿」のときと同様、グループ主宰・藤田さんのお嬢さん。川や宿場町の浮世絵と、黒バックの文字スペースとを、斜めに分割して配置し、江戸の和風レトロをすっきりおしゃれな感じに表してくださった。
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 チラシの完成を待ちきれず、内容を一部お知らせします。
●朗読×講談『瞼の母』
(原作・長谷川伸/脚色・佐々木紀子/演出・山下晃彦/講談・神田織音)
物語の前半を「講談」で、後半を「朗読劇&奏楽」でお届けします。

●日時:7月13日(木)13時・16時・19時
     7月14日(金)13時
●場所:遊空間がざびぃ(最寄駅・JR西荻窪)
●チケット:3000円

よろしかったらお出かけくださいませ。お待ちしております。

2017年4月 5日 (水)

桜と共に朗読練習スタート

 朗読劇「瞼の母」の練習日。登場人物は、番場の忠太郎、水熊のおはま、おはまの娘お登世、知人のおとらの4人。お登世役のM子さんも今日から参加、若いみずみずしい声が加わって嬉しい。演出の山下晃彦さんの指導のもと、皆で意見を出しながら人物像を作っていく。短い中に情のこもった会話のキャッチボールが続くなか、「お前」は「おまえ」か「おめえ」かと忠太郎が何度か試し、「家」は「いえ」か「うち」かとこれも試す。小さな一言にも感触を聞き分ける耳と心の訓練である。
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 外は桜が真っ盛り。着物の半衿はこれまで無地を決め込んでいたが、桜につられて今日初めて花柄にしてみた。
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2017年3月29日 (水)

台本完成「瞼の母」

 来たる7月に、朗読劇グループ〝WATER FLOW〟で長谷川伸の名作『瞼の母』の公演をする。今年初めから台本作りに取りかかっていたが、今日の会合で読み合わせ、何とか「これでいきましょう」の段階にこぎつけた。
 さて、来月からは練習本番! ブログでも、〝朗読劇「瞼の母」〟のカテゴリーを設けて、内容や稽古のようすなど、アップしていくことにします。
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